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要領の悪さをメリットに

要領悪い人

私です。完全なシングルタスク人間で2つの事を同時に考えられません。恥ずかしいですが、頭の回転も少し遅目な部類。

話をしていて頭の回転の早い人は要点をすぐに把握できて羨ましいと若い頃思っていました。私自身はどちらかというと飲み込みが悪いほうなので落ち着いて相当考えないと決断出来ないタイプです。

でも歳を重ねてそんな自分の要領の悪さもなんだか愛せる様になってきました。デメリットしかないと若い頃は思っていた部分がもしかしたらある面においてはメリットなのかも知れないとまで思うようになってきました。

要領悪いけど粘り強い&諦めない

職場経験が長くなってくると4~5人から同時に話しかけれられる事が多くなってきます。若い頃は1~2人に同時に話されるともうキャパオーバーでした。今では多くの人に話しかけられても少しだけ冷静に対応できるようになりました。

混乱しない様に極力要点をメモし、落ち着いて一1件ずつ整理しながら聴く様にしてきました。そしてひとつひとつ話しかけられた点について面倒くさがらずに整理して考える様に。それは相手が上司であっても部下であっても。

で、この要点を整理しながら話を聴いて考えるという作業(時に図にしたり)をすると、自分自身でも思ってもいなかったアイデアが降りてきてびっくりする様な解決策に繋がる事もあります。

人間ってのは考えているようで実は同じ思考を繰り返しループになって悩んでいるだけで、あんまり論理的に深く考えていなかったりするものです。

ゆっくり整理してよく考える事が大切です。誰もがゲームセットと思っていたものでもあきらめなければ工夫とアイデアでまだまだ戦えることも多いです。

最悪どうなる?というところを一旦考えてから最悪でもそこになるんだからと腹をくくって、それよりなんとか良い方向に行かないか?という観点で無理やり前向きに考えるのがポイントです。人は黙っていると内向きに悪い方に考える生き物なので。

要領が悪いが故に

頭の回転が速い人は、自身の理解が素早い反面、話や文章を「人に理解してもらう様にわかりやすく話す」ということにやや無頓着だったりもします。自分が飲み込みがイイがゆえ。

私は自分の要領の悪さを自負するが故に他人に伝える際は、事前にわかりやすく理解できる様に要点を絞り時にイラストや図を交えて丁寧に説明する様にしてきました。

どうしても図や文書では伝わらないと思った完成予定図を必殺の模型のジオラマセットで実現した事もありました(小学校5年生で図画工作部・小学6年生で模型部でした。※中学・高校は野球部でしたが)逆にジオラマの話題に熱が入りすぎて肝心の話に注目が行かないときもありました(笑)

ジオラマ(仏:diorama)は、展示物とその周辺環境・背景を立体的に表現する方法で、博物館展示方法の一つ。そのへんの草を引っこ抜いて乾燥させて反対に挿して木みたいに見せるテクニックもあったりします。

妙なところで妙な特技が役に立ったりします。

今でもPOP広告の作成とかお店の修繕アレコレとか車の補修とか学生時代の特技が活躍しています。

スティーブ・ジョブズの点と点が繋がるという奴かもしれません。(そんな大それたもんでもないか)

職場にいつまでいれるかわからないですが、文書は後々迄残るので(小さなプライド的には)誰が見ても理解しやすい文書で残しておきたい。心の中ではそんなコトを考えやってきましたが、今では手掛ける業務文書は理解しやすいと一定の評価を受ける迄になりました。ブログの文書はいつまで経ってもさっぱり上手くなりませんが。

業務文書は言い回しとか体裁とかよりもとにかく早く顧客の為に作成して完成させる事が命だと思っています。最近歳をとってよりその思いが強くなりました。とにかく完成度100%の文書を作る事よりも、スピードが命だと今は思っています。(※見てくれにも小さなこだわりは持ってはいます)

単価と納期と出来栄え

100%の出来であっても時間がかかれば台無し。「単価と納期と出来栄え」このバランスを守ったものがやはり現実問題としては評価を受けるのだと思います。

システムに数字をハメコミすればOKみたいな時代になっていく様な気もしますが人間としての良心だけはAIの時代になっても持っていたいものです。

いつかどうせ死ぬからそれまで楽しく生きよう

まぁそんなわけで自分で駄目だと思う事も年を重ねると愛せたりする事もあります。駄目だと思う部分をリカバー出来る方法が無いかそんな事を明るく楽しく考えながら生きていくと割とリカバーする事が見つかったりして楽しく過ごせると思います。

実際私ブログタイトル通り割とまいにちゆるくたのしく過ごせています。

皆さんもぜひ楽しく生きましょう!