ヒートエクスチェンジャー機能搭載ケトル
ケトル(やかん)を買いました。ジェットボイルと同じ様なヒートエクスチェンジャー機能が付いたものです。
下の部分で熱伝導率を高めた金属を折り曲げたヒダヒダの円状に連なるフィンが搭載されたFire-Maple ヒートエクスチェンジケトルという商品です。
取っ手の色は無難?なブラックのモデルを選択しました。
ヒートエクスチェンジ機能が搭載されている製品はそうでない製品と比較して早くお湯が沸き燃料消費も少なくて済むと言われています。
ヒートエクスチェンジ機能付きのモデルは一酸化炭素中毒になりやすいので絶対室内で使うなみたいな注意書きがありました。色々調べてみるとフィンにバーナーの火があたると(いろんな理由から)不完全燃焼をおこして一酸化炭素が発生しやすくなるという事のようですが細かいことはよくわかりません。
でも室内で使う時は通常のクッカーよりも換気をかなり気にしておかないといけないと思います。
元々ダグというメーカーのヒートエクスチェンジ機能がついたクッカーをもっていました。
ダグの製品もカートリッジが収納できて便利ではありました。反面、お湯を沸かした後の濡れたクッカーの中にバーナーやガス缶をしまうのには心理的に抵抗がありました。
ちょっと嵩張るけれど、ケトルだと中に何も収納しない(できない)のでそういう収納に関して気を使う事は無くなります。
普通のクッカーに比べて高さを抑えられるのもケトルの素敵なところです。
いろんな料理に使用したりする万能性は無くなりますが、よく考えたら長年釣り場で食べる夜食にラーメン以外を食べた記憶もかなり少ない(強いて言えばカレーくらい)のでお湯が沸かせる用途があればワタシ的にはたぶんOKなんだと思います。
爆速でお湯が沸騰
家の換気扇の前でテストしてみたところかなり爆速でお湯が沸騰しました。
手持ちのクッカーの中ではダントツでお湯が沸くのが早いです。火力低下を起こしにくいマイクロレギュレーターが搭載されたSOTOのST-310と組み合わせると強風な釣りの現場でも早く、かつコスパよくお湯を沸騰させられる気がします。
実釣の際に湯沸かしテスト
昨日早速、釣りのついでに外で実際に試してみました。
釣りの方の状況は
◦干潮!
◦釣り人いない!
◦風が強くて冷たい!
という状況でした。先日購入した電熱ベストがかなり助けてくれました。たぶん電熱ベストがなければ10分で帰っていたと思います。
1時間程度釣りをしたのですが2度ほどモゾットしたアタリみたいな根がかり(でも外れた!)があっただけで釣りの方は完全ボーズで終了しました。
無事に現地の偵察任務を終えたのでネクストミッションである湯沸かしテスト&ラーメン実食に移行していきます。
で、湯沸かしですがやはり予想通り外でもかなり早くお湯が沸きます。
釣りのついでにラーメンを食べているのかラーメンを食べるついでに釣りをしているのか?自分にもよくわからなくなってきている今日この頃です。
本日は1Lの水を持って磯場を歩きましたが、オッサンなので手荷物が重いとバランスが崩れますね。手荷物が重いってのは磯を歩く上では危ない感じがします。バーナー達は車に積んでおいて、車付近に戻ってきてから使うのが良いかも知れません。
えぇ、釣りの結果はボーズでした。良いんです。先週他の場所に行ったのですが、後から来た方にかなり至近距離の横に入られてラインが絡まって(外れたけど)釣りが嫌いになってしまいそうでしたから、本日は他の釣り客もおらずそういう意味ではいい感じでした。
私はお湯を沸かしのテストをしながらラーメンを食べに海に行っただけですから(強がり)
Fire-Maple ヒートエクスチェンジケトルはお気に入りになりそうです。