COCOAのダウンロード数とその効果
私も先日ダウンロードしたアプリのCOCOA。そのダウンロード数と効果について2020年7月28日に日本大学生産工学部がシミュレーション結果を発表しています。
この研究では人口の40%がアプリを利用し、接触者は外出を60%控えることで、COVID-19の累計感染者数を半減することができるといったシミュレーション結果が報告されています。
陽性者登録に課題が残るものの「ダウンロード義務化」はない
COCOAは、利用者の名前や電話番号、位置情報などのデータは一切取得しないシステムとなっており、世界各国で導入されている同様の接触確認アプリと比較してもかなりプライバシーへの配慮を重視したものになっています。
ダウンロード数拡大に向けてはその「義務化」を求める声もあるが、アプリをインストールすること、陽性者が処理番号を登録することいずれも個人に任せるという事を重視しており義務化の動きはありません。
陽性登録数は8月3日午後5時現在で「107件」と伸び悩むが、「陽性患者の登録が一番『目詰まり』しやすい構造になっていることは政府としても把握しているが義務で強制的にとすることはないとしています。
海外では同様のアプリが義務化となる動きも
マレーシア政府等は、国内全ての施設を対象(ショッピングモールなどの商業施設だけでなく、企業・事業所も対象に含まれる)として政府の新型コロナウイルス感染症対策アプリ「マイスジャテラ」の導入を義務付ける方針。