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加湿器に注意!レジオネラ症と加湿器病

加湿器があれば風邪にならない?

やっぱり今一番怖いのは新型コロナウイルスの感染というか、風邪をひく事です。

部屋を加湿すると風邪を引かないとよく言います。

職場では加湿器が2つ設置されていましたが念の為もう一つ増やそうと思い加湿器の事を調べてみました。

少し調べたところ今現在職場で使っているものは「超音波加湿器」と「気化式」いうものだというのがわかりました。

基本価格帯が安めの加湿器ほとんどが「超音波加湿器」みたいです。

霧吹きみたいな仕組みの加湿器=超音波式加湿器

超音波加湿器は高い周波数の交流電圧を加えて超音波を起こして振動によって水面から微細な霧を発生させる仕組みの加湿器で 霧吹きから細かい水を吹き出して加湿するイメージですね。

超音波式加湿器特有の問題

で、もう少し調べていくと実はこの超音波加湿器には結構な問題があるという事がわかりました。

加湿器の種類には超音波式、気化式、スチーム式、加熱気化式等様々な種類のものがあるのですが、超音波加湿器だけが問題となっているようです。なぜなのでしょうか?

超音波式加湿器が感染症の原因に

超音波加湿器では細菌 が水滴とともに室内に飛び散り、感染症の原因になってしまう事があるという事です。

加湿器の清掃等のメンテナンスが不十分な場合、レジオネラ属菌と呼ばれる細菌が増殖して原因とするレジオネラ症の発生につながることがあるようです。

最近、加湿器病として問題になっているのも、この加湿器からばらまかれる菌が原因の様です。

過敏性肺臓炎

細菌やカビなどの微生物を長期にわたって吸い込んだことによっておこる、アレルギー性の肺疾患「過敏性肺臓炎」は咳や発熱、全身の倦怠感などの症状が現れ、重症化すると呼吸困難に陥ることもあるといいます。

健康の為に設置している加湿器で病気になるなんて事があってはいけないので職場の超音波加湿器は早速撤去して買い替えをする事にしました。

日本では規制が無いようですが、アメリカ疾病予防管理センターの病院におけるガイドラインでは、「病室内での超音波式加湿器の使用禁止」を勧告しているみたいです。

1日2回とか加湿器を洗浄できれば良いみたい(汚染を防止するためには1日2回の霧化部がある水槽の洗浄が必要との事)ですが、流石に職場でそれを実施するのは難しそうです。

スチーム式加湿器を購入

超音波式はちょっと怖いので撤去して代わりとしてスチーム式と呼ばれる加湿器を購入しました。(古い加湿器は購入した店舗で引き取ってもらいました)スチーム式は熱い蒸気が出るので火傷に注意しなくてはいけません。人に蒸気が触れない場所を選んで設置する必要があります。

更にはスチーム式は電気代が高いというデメリットもあります。でも健康被害を考えたら安いものだと思います。

超音波式加湿器を使用中の方は注意を

家に子供や高齢の方がいて超音波式加湿器を使用しているご家庭は良く加湿器を洗浄して使用するか違う方式のものへ買い替え検討をしてみてください。

健康の為に加湿して病気になるなんていう本末転倒な状況にならないようにしたいですね。