GB250クラブマンの泣き所「エアフィルターボックス変形」
GB250クラブマンの割りと有名な不具合として「エアフィルターボックスの変形」があります。
エアフィルターを止めている金具のバネの力が強すぎるせいか、経年劣化によるものか、熱によるものか、エアフィルターボックスの下側の樹脂がどんどん変形していき蓋を閉めた状態においても隙間が空いて二次エアーを吸ってしまうというものです。
私のGB250クラブマンも入手した時点で既に隙間があったので白い養生テープで塞ぐというひとまずの対策をしていましたが、、、、
白い養生テープがサイドカバーの隙間から見えてちょっと恥ずかしいので(オーナーしか気にならない?)抜本的な対策を行う事にしました。
当初はボックス下部に穴を開けてから金具を下に取り付けて持ち上げて修正しようと目論みました。
完成イメージ図
ですがエアフィルターボックスを開けてみてびっくり。なんと既に前オーナーも対策を試みたっぽい形跡がありました。
既にエアフィルターボックスに穴が開けられていました、、、、、
※ただし、今回購入した金具の穴とは穴の幅が合いません。
なぜ前オーナーは穴をせっかく開けたのに金具を取り付けなかったのか?
それとも金具は一度装着したけど金具がサビたりして外したものなのか?
そもそも金具作戦が上手くいかなかったのか?
謎は深まりますけど、前オーナーの方もこのGB250に手をかけてなんとか対策して乗っていこうという気持ちを持っていた事がわかった気がして少し嬉しくなりました。
でも金具での補強作戦は一旦振り出しに戻ります。
作戦変更「バーナー炙り作戦」へ
悩んだ末に大胆にもバーナーでエアクリーナーボックス自体を炙って変形を戻すという試みにチャレンジしてみる事にしました。
燃えてしまいそうな恐怖も無くは無いのですが最悪ダメだったらパワーフィルター化したりもう一度エアフィルターボックスを中古で入手すればいいかと割りと安易に考えて実践してみました。
エアフィルターを外してからボックス下部の穴が開いているあたりを中心に「内側と下側から軽くバーナーで炙った後に今回購入した金具を宛てて下から押す」という行為を複数回繰り返しました。
手が熱いけど何回か繰り返したら無事に元の形に戻り、上手く変形が収まりました。蓋をしてもスキマができなくなりましたので大成功です。
その後は開けられていた金具用の穴?をゴムテープで塞いでフィニッシュする事にしました。
これで二次エアー問題は解消したハズです。
エアフィルター交換
ボックスの対策が完了したのでエアフィルターも同時に交換してみることにしました。
左が元々装着されていたもので右が今回購入したものになります。外観は微妙に異なりますが大きさは一緒です。
無事にフィルターを抑える固定具を使い装着する事ができました。今回の作業はこれで終了です。
適当作業でしたが、結果オーライという事でw