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戦わない生き方という本を読んでみた

戦わない生き方という本を読んでみた

割と読みやすくてすいすいと読み終えられました。結論は読んで良かったと思う良い本でした。 

動画とかだと百聞は一見にしかずみたいなメリットがありますけど、読書ってのは自分が必要としているものが入ってくる感じでやっぱり良いです。

(今でもそうですけど)基本的には私は若い頃から職場の周囲の人とは仲良くやっていました。

でも部署が違うのに頭ごなしに命令してくるような威圧的で理不尽な特定少数の人に対しては、変な正義感が働いて良く衝突したものです。

窮鼠猫を噛む

日頃から私と接している人は、時として豹変し見かけによらない攻撃性の高さを発揮する私を見て良くびっくりしていましたね。理不尽な相手には相応の対応を!と半沢直樹ばりにそういう相手とは衝突していた気がします。

 

見かねた上司から「全くお前は衝突しないで上手くやれよ」とよく言われたりもしたものです。

最近は怒るパワーもだんだん少なくなってきてそういう相手に対しても、割と低いところで手を打って終わりにしてしまいますけど(笑)

敵を増やさず味方を増やす

理不尽な人にド正論をぶつけて論破してやっつけてその場のヒーローになったとしても結果的にあまり良いことはありません。

やられたと思った人間は事あるごとにアレコレと難癖つけて攻撃をしてきたり、違うルートで上に「アイツはこういう奴で」みたいに全然違う報告をしたり、正直もっと面倒くさい事になる事が多いです。正に負の連鎖ですね。

そんなわけで職場で面倒くさい人と戦うと結果的に(自分が正しくても)もっと面倒くさい事に巻き込まれる事が多いと人生経験で散々学んだので最近はもっぱら低いところで手を打って終わらすようにしていました。

確かに文句をあまり言わずにニコニコして仕事をしていると不平不満を言わない楽しい味方が集まる気がします。

 

この本はそういう事をそっと優しく教えてくれています。

こんな面倒くさいタイプの人には大人になってこんな対応をしておくと良いよ。みたいな感じですね。

 

もう少し若い頃にこの本に出会っていればあの時のアレやコレやソレなんかもそんなに戦わないで終わらせたのにな~という気もします。(でももう戻れないから気にしないっと)

 

へりくだるわけでも無く毅然としつつ戦わない。これからもそういう生き方で良いのかなと改めてこの本を読んで思いました。

 

この本はいかに職場で戦わないで消耗せずに味方を増やして楽しく働いて行く事が重要かという点について書いてくれている本ですね。

現代版の孫子の兵法という気がします。著書の方は社長までやっていた方です。

 

戦わなくても上手く行くというかむしろ戦ったら上手く行かないという事を読んでみて結構しっくりくるものがありました。

amazon Kindle Unlimitedに加入していたので無料で読むことができました。

久しぶりに心に染みる良本に会いました。

 

著者 横山 信治氏のプロフィール

大阪市生まれ。1971年12歳で6代目笑福亭松鶴に入門し同年少年落語家としてデビュー。1972年2月に松鶴に入門した鶴瓶は弟弟子という立場になり、小学生の「兄弟子」に大人の鶴瓶が「兄さん」と呼ぶ様が面白がられて二人で何度もラジオ番組に出演した。鶴瓶はこのおかげでラジオ出演の機会が増え、「鶴瓶というやつ、おもろいねんな」と放送関係者に知ってもらえるようになったという。その後中学卒業に伴い、大学受験を目指して進学校へと入学。そして、あっさりと落語家の道を諦め、廃業した。1982年日本信販(後にUFJニコスを経て現・三菱UFJニコス)に入社。2001年ソフトバンクファイナンスに転職。SBIモーゲージの設立に携わる。2014年オフィス・フォー・ユーを設立して社長となる。2016年グッドモーゲージの社長を務める 。