中年のソロライダーにインカム?
オートバイを購入したころから必要なのか?不要なのか?悩んでいたヘルメット用のインカムです。
インカムはそれ単体で他のインカムと交信する事が可能でマスツーリングとかで他の人と話しながら乗ることが出来る優れものグッズですが、お値段がなかなか高いんですよね。
基本的にオートバイについてはソロで乗る事が多いボッチ中年ライダーなので、正直不要かなと当初は感じて手を出さずにいました。
音楽を聞くよりもバイクの鼓動や振動に浸りながら乗りたいって熱い思いもあったのかもしれません。
ただスマートフォンのナビ音声についてはインカムがあったらやっぱり便利そうだなと思い直してアマゾンの激安なブルートゥースインカムを購入してお茶を濁したりしてみました。
正直あまり期待していなかったのですが、意外と普通に使う事が出来て逆に驚きました。ただ記事にしなかったのはそれなりに商品に不満があったからに他なりません。
激安ブルートゥースインカムのメリット
①安い
②それなりに音も良い(思ったよりは)
③ヘルメット内に仕込むので外に配置する本体が無いのでスタイリッシュ。
激安ブルートゥースインカムのデメリット
①充電端子がUSB Type-Cでないところ(Micro USB Type-B)
②充電の減りが早い
③スピーカー部分が厚く耳に当たり痛くなる
④マイク部分の金具が弱い
充電端子についてはiPhoneですらUSB Type-Cになるという昨今、異なる充電端子のものを持ち歩くというのはあまり良いことに思えないのでここは結構マイナスポイントに感じました。
バッテリーの減りはそこそこ早いなと体感するくらいで2~3時間のショートツーリング主体の私でも結構減りが早いと感じました。2~3回軽く使用したくらいで次に使おうとしたらもうバッテリーが無い!みたいな状況なので長時間ツーリングだとかなり心もとないと感じました。
使っているヘルメットによって納まりは違うと思うのですが、今使っているシステムヘルメットのカブト「リュウキ」Mだと(元々かなりぴったりというのもありますが)スピーカー部分が耳に当たってだんだんと痛くなってくる感じでした。
マイク部分もわりとプラプラしていてフリップの開閉時にマイク部分がぶつかり、あっちにいったりこっちにいったりして落ち着きがない感じがしました。
その後、このインカムはサイズに余裕があったシンプソン風ヘルメットの方に移植したところ問題無く使えているのでヘルメットによってはまた違う評価になったと思います。
ブルートゥースイヤホンタイプインカム
懲りない私がその次に手を出したのがこちら。USB Type-Cで良さそうに感じました。
完全に耳を塞ぐタイプだと流石に外の音が聞こえずに危ないと思って、、、、、
駄目だったら通勤用にしようと思って購入しました。が、これを装着してヘルメットを被ると本当に耳が痛かった。(但し左右逆に装着すると少しマシ)
そんなわけで今は本当に通勤用になっていますが、通勤用としてはかなり優秀で歩いていても周囲の音も聞こえるのでこれはこれで結構良い商品でしたw
現在使っているインカムがこちら
最初銀色のものを買おうか悩んでいるときにアマゾン限定のシックな黒バージョンを見つけ購入しました。※一人用で会話機能が無いためインカム同士での接続は出来ません。
念願の充電端子がUSB Type-Cです。
連続使用時間(音楽・通話)10時間、待機時間160時間となかなかのバッテリー持ち。
スマホと繋がればOK(人とツーリングをするときだけライン通話とかすれば良いんじゃない?みたいな)的な考えのぼっち中年ソロライダーには十分過ぎる商品です。
見た目もロゴやインデックスとかでゴチャゴチャしておらずシンプルなところも気に入っています。
マイク部分の金具もしっかりしていて不安定にならず、システムヘルメットの開閉時にもなかなか良い感じです。
マイク部分の取り付け位置や配線の取り回しにはなかなか苦労しました。
今のところは十分過ぎる感じです。
最初からこのインカムを買っておけば良かったかもしれないと思ったりもしますけど、、、
「遠回りもしたんだけど探してたものは こんなシンプルなものだったんだ~♪」と心の中でMr.ChildrenのSimpleとかを歌いながら楽しく生きたいと思います。