紙の通帳の発行手数料が有料化
横浜銀行は7日、2月16日以降に口座を開設する70歳未満の顧客が紙の通帳の発行を希望した場合、1冊あたり1100円(税込み)の手数料を徴収すると発表した。
繰り越しで新たな紙の通帳を発行する場合も、同額の手数料がかかる。スマートフォンやパソコンで最長3年分の入出金履歴が確認できるデジタル通帳を使う顧客からは手数料を取らない。すでに口座を持っている顧客も対象外となる。
紙の通帳発行に対する手数料は、三井住友銀行やみずほ銀行も導入を決めている。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210107-OYT1T50203/
なんだか凄い時代になってきました。
そもそも日本では海外と比較して誰でも金融機関で口座が作りやすいと言われていたのはもはや昔の話で今は(店舗を保有するリアルな金融機関では)口座を作成する事自体が相当難しくなっています。
個人でも口座の作成理由や必要性の有無を深く確認される様になっており、同一の金融機関で2つ目の口座を作成するのは現在は相応の理由が無いと難しくなっています。
法人の場合は更に作成するのに厳格な審査となっています。その為、申し込みを行った当日に口座を作成するのは既に難しい状況となっています。
加えて紙の通帳が1冊1,100円の有料化とは凄い時代がやってきました。
ただ他の多くの金融機関でも未利用口座維持手数料については導入を決めているところが多いので金融機関の手数料は今後も上がっていくものと思われます。
もはや私の感覚はかなり金融業界の感覚に乗り遅れているみたいです。
数年後はこういう手数料感覚が金融機関のニューノーマルになっていくのでしょうか?