米大統領選始まる
米大統領選は3日朝(日本時間同日夜)、東部各州から投票が始まった。共和党の現職ドナルド・トランプ大統領(74)と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)が争う。
郵便投票増加・集計には時間が掛かる見込み
投票は東部時間午前6時(同午後8時)から東部各州で順次始まり、3日午後6時以降に同じく投票を終える。通常であれば、3日夜から4日未明にかけて大勢が判明するが新型コロナで急増している郵便投票の集計に時間がかかるためずれ込む公算が大きい。
CNNによると、2日までに期日前投票を済ませた有権者は1億人を超え、過去最高を更新している。これだけで2016年大統領選の投票総数の約7割に達した。新型コロナ対策で急増した郵便投票や有権者の関心の高さを反映しており、投票率が1908年以来の約65%と高水準になるとの見方も出ている。
大統領選の仕組み
大統領選は各州に割り当てられた「選挙人」獲得を争い、全米538人の過半数270人以上を得た候補が当選する。最新予測では、バイデン氏が216人、トランプ氏が125人。両候補の支持が拮抗する激戦州を中心に残る197人の行方が勝敗を決める。
トランプ氏は3日の未明まで選挙集会を続け、激戦4州の5カ所を回っており、とても新型コロナウイルスに感染した人とは思えない精力的な行動をしています。
結果によっては株価大荒れも
株価に与える影響は一般的にはトランプ氏の方がポジティブでバイデン氏の方がネガティブと捉えられている様です。投資家の方はそういった理由からも選挙速報から目が離せない状況になるものと思われます。