息子の大手術と長期リハビリと人事異動
障害を持つ息子の足の変形が大きくなりついに靴も履けなくなってきて遠方の大きな病院で大手術が必要になりました。
説明では入院して4ヶ月程度長期対応が必要となり、その後のリハビリも相当長期になる上、最悪歩ける様にならない場合もあると聞かされていました。
息子も身長が伸びて身体も大きくなってきていて、小さな妻一人では退院後も風呂に入れたり等サポートの対応が難しそうな状況に大いに悩みまくりました。
退職決意
そんな折、帰宅時間が遅い部署に(もちろん残業代は出ない)異動命令が下されました。
この状況下で家族をないがしろにして仕事と日々格闘していくことはとても出来ないと悩んだ末に2024年の7月に結果的に退職を決意し辞表を提出しました。
退職前の最後の1年くらいは、役員達の意見と自分の意見が大きく相違してきて、全く同調できずにいたこともあり、最後まで気を使うのもバカバカしいなとダイソーで見つけた辞表セットで辞表を書いて提出しました(笑)
異動命令が出てからの辞表、有給取得しての退職と小さな企業の暗黙のルールを2つ破って退職したこともあり、新卒から30年、自分なりに尽くして支店長としても10年以上務めた職場でしたが、最後の対応は実にそっけないものでした。
まあ一応無事に退職金はもらえました。(ここは一応早期退職しても大きな減額が無いのを社内規定を読み込み事前確認はしていました。)
失業保険をもらわず過ごした退職後の3ヶ月間は「自由だ!」というよりも「これからどうなるんだろう」という心配が大きくて、自由を楽しむという事が全然出来ませんでした。
退職アフターバーナーといわれる健康保険料その他の出費が大きいのも不安に拍車をかけました。
過度に不安になって、ちょっとした買い物にさえ躊躇したりなんかして、お金を使うのに恐怖を覚える毎日でした(笑)
でもおかげさまで、子供は無事回復、装具をつければ歩ける様になり、その後リハビリも順調で、家族の困難な時期を一緒に過ごす事ができて絆は今までより強くなった気がしました。
転職後の状況と収入状況
在職中も小さく続けてきていたインデックス投資が順調だったので、退職金と定期預金(勤務先の定期預金は解約w)のほとんどをS&P500関連のインデックスに投入しました。
これが大きく花開き、、、、、、、と、思いきや、そうはうまく事が運ばず、日経平均株価8月5日の一時4700円超の植田ショックと称される暴落の影響とかトランプさんの関税ショックの影響とかで右往左往してました。
ただ、個別株ではないのでいつか下がっても戻るだろうと、大きく下がった時は「見ないで耐える」というスタイルで耐えましたw
これが「これからが地獄の暴落だ」とか変な煽り系YouTubeとか見てしまうと売りたくなってしまうので余計な情報はシャットアウトして市場に残り続けひたすらホールドを続けました。
高校の友人のつながりで昨年の10月にとりあえず再就職出来た事もあって心の安定は少し取り戻しました。なんだかんだと頼りにもしていただき自己肯定感も徐々に取り戻せた気がします。
ここのところの米国株は最高値を更新しまくりで、調子が良いですね。
本業収入はが3分の2くらいに(もしかしたらもっと少ないかも、、、)減少しましたが、今年の夏くらいから投資が効果を上げており、本業収入を上回る含み益を叩き出してくれています。(もっとも今だけかもしれませんけどね)
なので結果としては、とりあえず退職してもまあまあ良い気分で過ごせています。
先立つものが無いと自由でも落ち着かないというのは本当にそうですね。
将来はいろいろ余裕のある健康なおじいさんになれたらいいなと思います。
今年のチャレンジ
今年建設業経理士2級にチャレンジして合格したので調子に乗って宅建も勉強して受験したのですが、こちらは一歩及びませんでした。
来年も受けるかどうかは悩んでいますw
これからについて
長期に勤めた会社を退職した時の状況がどんな感じになるかを定年退職よりも先に知れたのは良かったのかもしれません。
今の仕事を長期に務めるかどうかは今のところは正直わかりません。
ただ状況によっては再度退職することもあるかもしれません。
もし2度目の退職となる事があれば、次は思いっきり自由を満喫したいと思う今日このごろです。