iPhone7Plusのバッテリー交換を実施しました。(3回目)
1回目のバッテリー交換はちょうどアップルがバッテリー交換の限定キャンペーンを実施していた時に実施しました。
それから一年位たった時点で「バッテリーの状況」で確認すると85%迄劣化してしまったので次の交換は自分で分解してバッテリー交換をしました。
2回目に交換したバッテリーはリスクテイクして純正バッテリーよりも500mAh増量された3410mAhのものを選択しました。
バッテリー持続時間の印象としては「まぁちょっといいかな」位であまり明確に体感はできません。
2回目の交換後、約一年が経過した事になりますが、設定⇒バッテリーの状況で確認すると依然として100%を維持しています。とはいえなんだかどうにもバッテリーの減るスピードが早くなってきた様な気がしてなりません。
通常のバッテリーは1年位使うとバッテリーの状態が下がってくるのが普通なので、増量版のバッテリーは増量している事をiPhoneに悟られない様にチップか何かで操作しているせいなのか劣化具合がわからないというのは良いのか悪いのか、、、、
バッテリーの減りが早い気がするのはiosのアップデートの影響かもしれないし、正確にバッテリーの劣化具合を検証するアプリとか方法が無いので本当のところはどうなのか良く分かりませんが交換用のバッテリーを取り寄せて正月前に交換を実施する事にしました。
お正月を前にバッテリー交換に再チャレンジ
交換のきっかけは少し弱っていそうというのと交換用バッテリーが意外と安かったからという理由です。
いつまでiPhone7Plusを使うんだ?って感じもしますけど、まだアップデートできるので使います。やっぱり指紋認証は便利なので新しいiPhoneに指紋認証が搭載される迄は、これで良いかなと思います。iPhone SE plusとか出てきたら考えたいと思います。
ZOOMで背景機能を使えるのがiPhone8からと知って少しだけ寂しくなりましたけど、別段ゲームもやらないし今くらいの性能で普段使いには全然問題無いというのが大きいです。
制限のある5Gより使い放題の4Gの方が絶対に良いと思っているオッサンですので一般の人の感覚とはまた違うと思いますけど。
家電と一緒でスマホもコモディティ化しています。※コモディティ化とは市場参入時に、高付加価値を持っていた商品の市場価値が低下し、一般的な商品になること。単に言ってみたかっただけです。
スマートフォンの端末を買い換えるきっかけというのはバッテリーが劣化したとか壊れたからという家電と同じ買い替え理由の人が最近は多いのではないかと思います。
もちろん違う人もいるでしょうけど。
今の所端末も壊れていないし、新しい端末に昔ほど未来を感じなくなったし、バッテリーが持つなら別にいいかな。という私みたいに無頓着な人も一定の割合でいるんじゃないかなと思ったりもします。
そんな無頓着なんだけど機械の分解が好きだったりする私に似た感じの人なら自分でバッテリー交換をするのもひとつの方法だと思います。
人柱になるつもりで増量版バッテリーを選択
iPhone7Plusのバッテリー交換も3回目で慣れてきた(自分でやるのは2回目ですが)という事もあり、さらに前回よりもリスクを取り前回のバッテリー増量モデルよりも更に増量された(しかもあまり口コミがなかった)バッテリーを選んでみました。
今回のものは3800mAhです。表記がほんとうなら純正のバッテリーが2900mAhらしいので900mAhの増量となります。
本当かどうかはわかりませんが、もし本当だったら、、、、、ドリームを感じます。何回も買うのが面倒なので妻の分も交換しようと思い2つ同時に購入してみました。
口コミがほとんどないので怖かったのですが、意外とちゃんとしていて(失礼)防水パッキンや再固定用の粘着テープと吸盤や工具一式が同封されていました。
工具の精度もちゃんとしていて分解や組み立てに使っていて特段の使用上の問題はありませんでした。
このバッテリー口コミはほとんどありませんでしたが、直感を信じて人柱覚悟で購入しました。でも、やっぱり心配だったりもします(笑)
交換作業開始
しかし毎回バッテリー交換の時に思いますけどiPhone6くらい迄は(防水仕様で無かったのでパッキンとかも無くて)分解が楽だったのですが、防水仕様になってからパッキンの接着が強くなって画面のパネルと本体の隙間を作る最初のステップがかなり固くて苦戦する様になりました。
画面を開いた時に画面部分を立てかけられるように私はいつも正面からiPhoneを見て右側にコーヒーカップを置いておきます。
開けたらコーヒーカップに立てかけます。
開けると前回装着した(500mAh増量版)バッテリーが見えてきます。増量版が好きねぇ!(なぜオネェ?)
ここから分解した写真が無いのは撮影している余裕が全く無くなったからです(笑)
前回の防水パッキンが結構ちゃんと仕事をしていてというかしすぎていて、今回もパネルの隙間がなかなか作れず若干くじけそうな気持ちになりましたがなんとかやりきりました。
ドライヤーで周囲をかなり暖めてからやるのが良いみたいです。
とりあえず装着するバッテリーと外したバッテリーの重さを測ってみましたが、今まで使っていた500mAh増量バッテリーの重量が46gで今回の900mAh増量版のバッテリーが49gとほとんど変わらない感じです。
バッテリーを交換した自分のiPhoneと(交換未実施の)妻のiPhoneとを比較してみましたが、明らかなバッテリーの減少の差に違いがありました。
お互いにバッテリーの状況とか入っているアプリとかが違うので正確な検証では無いのですが、特定のアプリをお互いに使用してみてiPhoneのバッテリーの減少具合がどのくらい違うのか検証してみました。
お互いのiPhoneを繋げ「それぞれ端末の明るさを最大」・「待機中のアプリは全て終了する」等して完全ではないものの、なるべく同一の条件に近づけ実験してみました。
検証には私の中ではあまり印象が良くない(使っているとかなりバッテリーが減る気がする)LINEのビデオ通話を使用しました。
お互いのiPhoneをLINEのビデオ通話で繋げて(増量版に交換した)私のiPhoneのバッテリー減少と(前回交換したままの)妻のiPhoneのバッテリー減少スピードがどのくらい違うのかを調べるため少しの間放置してみました。
検証は私のiPhoneのバッテリーが8%減少した時点で終了しました。その時点で妻のiPhoneのバッテリーは14%減少していました。
誤差の範疇かもしれませんけどバッテリー交換したiPhoneのバッテリー減少スピードはかなり遅くなるので交換にはやはり一定の効果がある気がします。
分解の時の注意点を書き出してみました。
①最初のステップの画面パネルと本体の隙間を作るのがかなり固い。ドライヤーを使って暖めるけど暖めすぎても危険です。
②バッテリーを接着している粘着テープは適切な方向に適切に引っ張る。この粘着テープを伸ばして外すところが意外と失敗しやすい印象。
③防水機能を維持するべく同封されているパッキンが切れたり曲がったりはみ出たりしないように組み立てる。
④正面から見て上部と右側は画面と本体を繋いでいる薄いコネクタケーブルがあるので断線させない様に注意する。
⑤外したネジを紛失しない。どこに使われていたかわかるように置いておく。
※今回もやっぱりバッテリーを接着している3つの粘着テープの内、真ん中の1つを外すのに失敗してしまいました。
失敗した場合、バッテリーの粘着テープ側にデンタルフロスやギターの弦等を使って粘着テープを切って外すのが良いみたいです。
私は釣り人(※たぶん。一応)なのでPEラインを2重にしてバッテリーの裏側に回してちょっとずつ動かして粘着テープを切って外しました。
とりあえず粘着テープを外すのを失敗した時点で画面と本体とのケーブルを接続したままバッテリーを外すのは断念した方が良いかもしれません。
無理に作業をするとコネクタ関係を断線する可能性も出てきてしまいます。
バッテリー交換は時間に余裕がある時でお酒を飲んでいない時にやるのがい良いと思います。
交換前を測っていなかったのですが、iPhoneの重量が201gになりました。(ダイソーのガラスフィルムを貼っているのでそれがどのくらいの重さかわからないですが)
バッテリー容量が増加しているなら、それくらいの重量増加は十分許容範囲内だと思います。これから使って検証していきたいと思います。
※年末には購入できましたが残念ながら今は在庫が無いみたいですね。