床暖房の季節
床暖房がこれからの季節は本当に頼りになります。我が家の床暖房はエコキュート(電気温水器)で深夜の時間帯にお湯を沸かし、そのお湯が床下の配管を通って床上を暖めるという方式です。
タイマーで朝起きる時間の少し前に床暖房が入る様にセットしておくと起きてきたときから足元ポカポカで過ごすことができます。
エアコンの暖房だとどうしてもホコリとかが出やすいのですが、床暖房だとホコリの発生を抑えられます。床暖房とエアコンを併用することでアレルギー体質の家族にも多少は良い状況になっているのではないかと思います。
奥さんは冬に料理をする時に寒いのでキッチンの方まで床暖房を回しておけばよかったと割と本気で後悔していました。
無垢材と挽き板
フローリングの床材には当初無垢材を使おうとしていたのですが、床暖房と無垢材はあまり相性が良くないのでオススメできないと建築会社の方からアドバイスがあったので素直に従って表面材に木を使っており、一見無垢材風の挽き板という床材を利用しました。
挽き板は表面材に厚みがあるため、見た目的には無垢材と同じ様な質感です。それでいて 基材には合板を使用していますので、反りやゆがみなどが起こりにくいようです。
床暖房をつけると床材が熱で膨張と収縮を繰り返すので無垢材だとそれに耐えられずに隙間が生じやすいというような説明だっと記憶しています。
この挽き板はオイルフィニッシュのものを選択しました。ラッカー仕上げのものとか仕上げはいろいろありますが、傷がついたら(深くないものであれば)サンドペーパーで磨いてオイルを塗れば自家補修が可能というのが選択した大きな理由でした。
オイルは専用のものを使います。正直いうと個人的には心の中では普通のごま油でも大丈夫なんじゃないかと思っています。
既に実際に何回か補修にチャレンジしていますが、補修直後は結構床の色が違っていたものの、諦めて放置しておいたらいつの間に時間の経過と共にちゃんと馴染んでしまいました。
私はこういう自分で補修するという行為が結構好きな方です。ちなみに大きい傷が出来た時には蜜ろうで埋めて補修するという方法があります。
床板の方はお陰様でそこまで大きな傷が出来ていないので、利用することが無かったのですが、先日、キッチンの天板が傷というか小さな隙間ができてしまっているのを見つけました。
で蜜ろうを使って補修をしてみました。数粒の蜜ろうをスプーンに入れて下からライターで炙っていきます。
映画とかでやばい薬をやっている人のシーンに似ていますが溶けてくると透明になります。
でそれを傷に押し付けていきます。
少し乾いてきたらスクレイパーの様なもので削っていきます。適当なものが無かったので私はカードで削りました。WILD-1カードを使ってしまいました。ごめんねWILD-1カード。
補修後の状態がこちらです。
写真で見るとパット見は補修前と変わらないですが、実際には確実に傷の部分は蜜ろうで埋まっていて指でなぞっても段差を感じない程度に補修が出来ています。蜜ろうでの木材の補修メンテナンスで傷の拡大を防ぎ、傷から水分や異物が侵入してしまうのも防止してくれます。
接着剤とかで補修すると木材の収縮についていけずに又割れたりするようなのですが、蜜ろうは補修材として木材との相性が良いみたいです。
皆さんもぜひDIYで自宅を補修してみてはいかかでしょうか?今より愛着も出るしスキルも知識も上がるので良いことづくめです。でも怪我にはくれぐれも注意をしてください。