GB250の前輪ブレーキを整備するッ!
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GB250クラブマン前輪ブレーキとの格闘①
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ブレーキパッドの形に注意
私のGB250クラブマンは車体番号から判別して販売最終の頃のモデルだと思います。(たぶん、、、、)
同じGB250でもブレーキパッドの形が幾つかあるみたいで合わないものもあるようです。
私も最初「5型対応」となっているブレーキパッドを購入したのですが、自分のバイクのブレーキパッドと見事に合いませんでした。
開封前に形が違って装着できない事に気が付きショップに相談したところ返品ができたのでなんとか事なきを得ました。
GB250乗りの方で初めてブレーキパッドを交換する方は自分のバイクのブレーキパッドの形には注意が必要だと思います。
私のGB250は下記のデイトナのブレーキパッドを購入しました。
GB350やレブル250と共用なのにはちょっと驚きました。結構年月が経過しているけどそれほど機構自体は変わっていないんですね。
前輪ブレーキ整備用に用意したものはこちらです。
作業開始
まずは手始めにブレーキャリパーのボルトを緩めてキャリパーをディスクから外します。
マイナスドライバーで蓋となっているネジを外すと六角レンチで回すタイプのボルトが出てきます。
ボルトを回してキャリパーを外していきます。
キャリパーピストンがなぜか反対向きになっていて大苦戦。
専用工具を購入したのにこれでは工具が入れられずに外せません。
ブレーキレバーを握って押し出したりアレコレソレコレして戦った結果ようやくピストンを抜き取る事ができました。
ピストン自体やキャリパー周辺をクリーナーを使ったりして綺麗にしてサビや汚れを落とします。
せっかくなので工具を使って挟みながらピストンを綺麗にしました。
とりあえず悪戦苦闘しすぎで写真撮影の余裕がありません。
キャリパーを外した時に一緒にパッドと金具が外れてしまい元の装着の形がわからず悩みましたが向きを変えたりなんだりして金具をハメているとしっかりちゃんとハマる向きがわかるので試行錯誤して試していればいつか正規の形にハマると思います。
清掃して綺麗にしたキャリパーピストンを正規の向きに入れブレーキパッドを新品に交換、ブレーキオイルを満タンにしてからエア抜きを行いました。
何度か実施するとブレーキオイルも綺麗になりエアもしっかり抜けた感じになりました。
交換後に試乗してみるとブレーキが安定して効くようになりました。引きずりも無くなり到着したときのバイクとは前輪周りの挙動が完全に別物になりました。
前輪ブレーキの交換は一番最初にやるべき作業だったなとちょっと後悔。
作業は大変でしたが得るものはかなり大きかったです。
個人的にも(素人では手出し出来なそうと当初思っていたので)ブレーキ関連に手出しが出来たというのは大きな収穫でした。
また、少したって挙動が怪しくなったりするようなら再整備しようと思います。
リスクと引き換えなのでオススメはしませんが、自分でやってみたいという人はリスクテイクしてチャレンジしてみてもいいのかもしれません。
もちろん自己責任でお願いします。