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スピニングリールの補修をしてみた「その1」

長く相棒の座にいるスピニングリール セフィアCi4

特段シマノ派というわけでも無いのですが、海釣りに転向してからは長い間シマノの08セフィアCi4を使っています。

とても軽くて良いリールです。

セフィアCi4(08モデル)

この機種の前にセフィアBBという機種を買ったのですが(そっちも非常に良いリールで現在も現役)更に軽いこちらをメインに使うようになりました。

既に10年以上の付き合いになっています。セフィアCi4は現在2台(シングルハンドルとダブルハンドル)を保有しています。

セフィアBB(07モデル)

 

その後、ハイギアモデルとかに若干浮気しそうになったことも無くはないのですが、私の釣り程度であれば、ノーマルギアのモデルで特段困った事が起きた事も無いので必要にして十分な機能のリールだと思います。

他に一応ダイワのスピニングも一つ所有はしていますが磁性流体マグシールドとやらでメンテが不要なのはいいけれどバラせないってところがモヤっとする(個人の感想です)ので簡単なメンテをしながら気軽に使えるこのシマノの中級機のリールの方が自分には合っている様な気がします。

先日の釣り(地磯)でリールに傷をつけました

ちょっと足元がフラツイてしまい持っていたタックルでバランスを取ったところロッドは折れてリールに傷がついてしまいました。

長年連れ添ったこの相棒のリールをなんとか直してやりたいなと思いました。

部品を変えればキレイにはなります、、、、が

ちょっとしたパーツ交換をするのは良いのですが、ローターとか本体とか大きい部品を替えてしまうとなんだか自分のリールで無くなってしまうような想いがあります。

なので極力部品を替えずに修復作業を行う方法を模索してみました。

部品を替えない方が財布にも優しいですしね(というか本当は単にコチラの事情w)

傷ついた箇所の確認

スプールエッジ部の傷。スピニングリールの要の部分なのでここに傷があるスピニングリールはラインに傷をつけてしまう為、このまま使うのは非常に危険です。

※スプールエッジ部の補修は次回の記事でまとめる方針です。

ローター部分の傷はそれほど深くはないのですが、見た目的にはかなりマイナスです。

その他にベールアームの付け根の両側にも傷がありました。

今回は下地迄やられていない傷については、1500番程度の耐水ペーパーをかけてからスプレーでクリアを吹いてごまかそう修復をしようという修復計画作戦で行く事にしました。

しかし手加減が出来ないオッサンの私。

軽めなつもりで耐水ペーパーを掛けたところ、あっさりと下地の金属が顔を出してしまいました。

やむを得ないので塗装する方針に変更します。

なんの用途に買ったか忘れましたが割と似た色が家にあったのでこちらのスプレーでベールアームの付け根を塗装してみます。

一応メタリックなので上乗りが必要です。

仕上げの上塗りに使うクリアースプレーを探したのですがちょうど家に在庫がありませんでした。

新たに買うのも悔しいので良く探してみたら代わりにトップコート用スプレーが見つかりました。

クリアーの代わりにこのトップコートを吹いてフィニッシュする方針で行ってみます。

下地に達していない傷は1500番の耐水ペーパーをかけてからこのトップコーティングスプレーで仕上げてみました。マスキングが外人並に大雑把でした。

※作業は屋外で実施しました。

適当な作業だったのに、色の再現性と出来栄えが(自分でいうのもなんですが)素晴らしいなと今回は思いました。

自家塗装はいいところで諦めるというところが本来肝心なのですが、今回は最初から完璧に近い出来上がりとなりました。色も本体色にかなり似ています。

(下地迄は傷がついていなかった方の)反対側のベールアームの傷は耐水ペーパー+トップコートでほぼ傷が消えました。

ローターについていた傷も同様の処置でほぼ目立たなくなりました。

というわけでこれからも小キズゴマカシテクニック小学校時代模型倶楽部で鍛えた補修技術を駆使しつつ愛用のリールを長生きさせて戦っていこうと思います。

(※小学6年生の時には模型倶楽部の部長としてエアブラシなんかも所有するガチの文化系でしたが、中学・高校ではなぜか野球部に入部し体育会系へと転向していきます。)

スプールエッジの傷補修は「スピニングリールを修復してみた「その2」で記事にしようと思います。

といいつつ「その1」だけで終わってしまったらごめんなさい。