「ネイチャー・メタボリズム」研究論文
餌の量を減らすだけでなく、与える回数を減らすことで、マウスの健康を向上させ、生存期間を延ばす効果がみられたとする研究論文が18日、発表された。
科学誌「ネイチャー・メタボリズム(Nature Metabolism)」に掲載された論文によると、1日当たりの摂取カロリーと給餌回数を変えた結果、カロリーと回数を減らしたマウスは、通常通りに餌を与えたマウスよりも、生存期間が約半年延びた。
給餌が1日に1回だけのマウスには優れた代謝適応も見られた。
人が食べ物の摂取を1日のうち4~8時間の枠内に制限することについて、短期的な研究では「一定の効果があるように思える」とした。ただ、長期的な影響についてはまだよく分かっていないとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5781501c0f53c5d7bbb62a1dd268ee1e0c8e4f78
昔から日本にも腹八分に医者要らずという諺があります。又、「Light suppers make long life.(軽めの夕食は長寿の源)」という英語にも同様の言葉があるようです。
やっぱり食べすぎってのは良くないんですね。
昔から誰もが当たり前だと思っている1日3食ってのも実は結構怪しいかもしれないと思いつつもある私です。
ヒポクラテス(Hippocrates)の名言にも
職業:医者 誕生:紀元前460年頃 死没: 紀元前370年頃 出身:古代ギリシア
現代でも問題なく通用してしまうヒポクラテスの名言。最近の病気や寿命に関する研究や考え方が妙に一致するので抜粋してみました。
ヒポクラテスの名言
・食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか
・満腹が原因の病気は空腹によって治る
・病気は食事療法と運動によって治療できる
・汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
・食べ物で治せない病気は、医者でも治せない
・歩くことは人間にとって最良の薬である
・健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない
・月に一度断食をすれば病気にならない
・賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ
・病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る
・私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである
というわけで、やっぱり朝食抜き(プロテイン+紅茶)、スープジャーランチ(肉野菜スープ)、晩ごはん(ロウカット玄米)+プロテインそして極力ウォーキングするという現在の私のルーティンは健康志向な方向性として割と正解に近いんじゃないかなという思いを強めた最近の研究論文の発表と2000年以上前のヒポクラテスの名言でした。