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バイオレットライトと近視抑制

働き始めたころの話

「内勤で外にいかないとどんどん目が悪くなるよ!最近外に行かせてもらえるようになって視力がだいぶ回復したよ」

働き始めた頃の話ですが、結構年上の先輩がそんなことを話していたのを覚えています。

私は働き始めた頃は視力が1.5位あったので「そうなんですね~」と言いながら、右から左にかなり聞き流してしまっていましたけど(オイ!)

あれから相当経ったけど

時は流れまくり、既にその先輩もちょっと前に定年になりました。年月の経過と共に私の視力も落ちまくってしまいました。

最近は視力回復を願って眼鏡を外して裸眼で遠くを見ながらウォーキングするようにしています。そのせいか若干視力が良くなってきたようなそうでもないような感じです(笑)

けれども外に出ると視力が回復するという事は一応それなりに根拠があった事がここ数年の研究で判明してきています。

研究から判明「バイオレットライト」

これまで世界のさまざまな研究で屋外での活動が近視進行抑制に関係があることが報告されてきました。

そんな中、2017年に新たな研究結果が論文として報告されました。

太陽光に含まれる紫色の波長の光「バイオレットライト」が近視進行抑制に大きく関係していることが明らかになったのです。

2016年12月、慶應義塾大学医学部の研究チームは、太陽光に含まれる「バイオレットライト」が近視の進行をおさえる可能性があることを世界で初めて発表しました。

ブルーライトは目に良くないけどバイオレットライトは目に良い?

微妙なゾーンの差なのに不思議ですね。っていうかバイオレットライトとブルーライトの380nm~400nmのゾーンは完全にかぶってるじゃん!とか思うのは私だけでしょうか?

ブルーライトをカットが推奨されるスマホやパソコンですけど今度一度壁紙を紫にしてみようかななどと思ったり?

視力回復を願って裸眼で生活中

現在流通しているメガネ・コンタクトレンズ、車・住宅・オフィスなどの窓ガラスには「UV400」「UVカット」と表示されている商品が多いですね。

JINS眼鏡さんではJINS眼鏡バイオレットプラスというバイオレットライトを取り込める新しいレンズを開発したみたいです。

現代人と光 私達をとりまく光環境

現在流通しているメガネ・コンタクトレンズ、車・住宅・オフィスなどの窓ガラスには「UV400」「UVカット」と表示されている商品が多くなってきていると思います。この場合、紫外線だけでなくバイオレットライトまでカットされてしまっていることがほとんどです。屋内で使うLEDなどの照明にも、バイオレットライトはほとんど含まれていません。このように、現代の我々を取り巻く屋内環境にはバイオレットライトがほとんどなくなってきてしまっているのです。つまり現代に生きる私たちにとって、不足してしまった必要な光を再び取り戻すことは、非常に重要なことの一つと考えられます。

慶應義塾大学医学部 眼科学教室 鳥居 秀成 医師

実際問題

とはいえどれだけ太陽光を浴びたら視力が回復するのかよくわかりません。

そもそも近視が抑制されるだけで回復するのかどうかも良くわかりません。でもこういう昔理由がわからなかったものが判明してくるというのはとてもいいことだと思います。

とはいえ、いい中高年が外にずっといたら肌がシミだらけになるような気もするのでそこら辺はかなり微妙なところですね(笑)

フレーム内側に搭載されるLEDからバイオレットライトが照射される仕組みのメガネもJINNSさんで開発中とのこと。

こちらとかもかなり気になるニュースです。

でも完全に近視の人が居なくなってしまうとメガネ屋さん的には困るのかもしれませんね。

 

生きているうちに視力回復ツールが出てくる事を願っていましたが意外に近いうちに出てくるのかもしれません。

とりあえずレーシックとICLはやらないでその辺の技術を待ちわびて生きていこうと思う私です。

 

完成するまでこれでも飲んで裸眼で歩いて待とうと思います。