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マツダ車の6速AT

マツダ車の6速ATが好き

今乗っているマツダ車(アクセラ・ガソリン1500CC)の6速ATは良く出来ています。

エンジンはユーノスロードスターと同じエンジン「SKYACTIV1500」で高回転域迄気持ち良く吹け上がります。スポーツモードスイッチをONにすると3000rpm前後を維持する形でギアをセレクトしてくれます。

自動変速機構では欧州のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)が加減速のフィーリングが最もMTに近いと言われていますが、構造が複雑でトラブルが多い(特に乾式DCT)といった問題点もあります。

このマツダのATはよくあるオーソドックスなステップATなのですが、ロックアップされる機構がある為、ダイレクト感があり運転していて楽しい変速機に仕上がっています。

忘れ去られていくと思われていた一番オーソドックスなオートマ「ステップアップAT」の逆襲です。

マニュアルモードで乗るのが自分的に最近のツボです。

全域ロックアップによる燃費改善とダイレクト感の獲得

通常のステップATのトルクコンバーターは、流体を介してエンジンの動力を変速機に伝達する装置で、スムーズな発進や変速を可能としています。

流体による動力伝達ロスにより燃費が悪化することや、車速が上がる前にエンジン回転速度だけが上昇することで滑り感が発生するなどの問題があります。

CVTの車だとこの滑り感が大きくてラバーバンドフィーリング(ゴム・ベルトを介して引っ張るような違和感)などと呼ばれたりします。

マツダのATはトルクコンバーター内の流体を介さずに機械的に締結してロックアップ状態とするロックアップクラッチを内部に備えています。

この為、マニュアルモードで乗ると本当に楽しいクルマです。マニュアルモードはシフトを右側に倒して前後に動かす形。この形にすると基本自動変速しないモードになるのでマニュアル的な運転が可能となります。

きっとロードスターはもっと乗っていて楽しいクルマだと思います。それには当然負けますが、FF版のクローズドボディのロードスターなんだと言い聞かせて乗ると(いや別に言い聞かせなくても良いんですが)とっても楽しいです。

※シフトノブカバーを装着してより一層マニュアル気分を高めています。

ウチの自家用車はコレ一台なので妻も私もこの車に乗ります。子供を含め家族3人が乗って荷物も乗るのでキャンプに行くことも十分可能です。

妻が乗る時は普通のファミリーカーとして私が乗る時はマニュアル車(風)としてそれぞれに併せて乗れてどちらが乗っても良いという一粒で2度美味しい車です。

ちなみに電動シートにメモリーがついているので私用と妻用とセッティングしておけばすぐに自分のセッティングにする事ができます。たまに忘れて乗るととってもポジションが苦しい(笑)

最近のトールワゴンに比べると車内はそこまで広大ではありません。小物入れもやや少ないかも(BMアクセラは後期になってそれでも増えた様です)しれません。でも車内は3人家族には必要十分な広さがあります。以前乗っていたフィットと比べても特段遜色無い広さです。強いて言えば後席の真ん中の足元がちょっと4輪駆動車の様な出っ張りがあってFFなんだからそこなんとかして欲しかったかなという気持ちはあります。この出っ張りを考えると定員は5名ですが、大人4名位迄がまぁいい感じで乗れる車です。

結局、車は運転していてダイレクト感があると楽しい

速いとか遅いとかではなくダイレクト感がある車が結局、乗っていて楽しい車だと私は思います。

若い人達にとっても不評な変速機を搭載した営業車のアルトのAGSも、たまに借りると私はマニュアルモードで運転して結構嫌いじゃないといつも思います。ただオートマとして乗る分には多分ちょっと制御がアレなのかもしれないという気がしますけど。

適切なギアを思い通りに選択して走れる楽しさや同じギアで走り続けられるマニュアル的な気持ち良さ。エンジンの排気量が大きいとかスピードが出るとか、ゴージャスとか、快適とか、私が思う乗ってて楽しいクルマは「そこじゃない」といつも思っています。このマツダATのシフトは学生時代に乗っていたバイクのシフトを彷彿させる動きでクィックにシフトアップとシフトダウンを行う事ができます。

思えば学生時代に乗っていたバイク(ホンダクラブマン)も燃費は良いけど遅いバイクでした。当時から私は非力なエンジンを引っ張って乗るのが好きみたいです。エンジンの形はちょっとかっこ悪かったけど好きだった。

話は戻ってバイクのシフトっぽい変速が可能なこのマツダの6ATのシフトが今では本当にお気に入りです。

ハンドル部分にパドルシフトもついているのですが、別段峠を走ったり本気で走ったりするわけでは無いので私的には逆にどうもこのパドルシフトのチェンジはしっくりこない感じです。

街中で運転していると結構ハンドルを切るシーンが多いのでハンドルについているパドルシフトというのは普通のドライブでは正直不要かなと感じています。下り坂でギアを下げてエンジンブレーキを掛ける時など便利ですけど。

ちなみに普通のモードで走っている時にパドルシフトで変速した場合、速度によって勝手にシフトチェンジされてしまいますがマニュアルモードにした場合(シフトを右側に倒す)はパドルでシフトチェンジをした場合でも選択したギアを維持して自動変速しない様にしてくれます。(さすがに停止した場合は1速にチェンジします)

最近流行りの背が高いクルマは、学生時代に建築のアルバイトをしていた頃にハイエースを運転させられていた記憶が蘇るせいかどうもあまり好きになれない私です。以前先輩の背が高い車を運転させてもらったら昔とは違う乗用車ライクな運転感覚にびっくりはしましたが、やっぱり私は背が低い車が好きな様です。

家族的な事情で一時期、福祉車両の購入を真剣に検討した事がありましたが、その後なんとか購入せずに生活が送れる様になったという経緯もあり、極力背が低い車に乗り続けたいと個人的には思っています。妻はやっぱり少し背が高い車が良いと思っている節がありますが。

今の車に乗り換えする時、考えていた希望は背が低い車。乗っていてダイレクト感がある車。妻も乗れるコンパクトな車。自動ブレーキのついている車。燃費が悪すぎない車。ハイブリッドでない車。長く付き合えそうな車。この辺です。

日本車ではこの希望を満たす車が極端に少ないという事実。当初はフォルクスワーゲンが気になってましたが、DCTの信頼性や故障に対しての姿勢が気になり、結局国産マツダ車を選択しました。

アクセラをディーラーで試乗させてもらった時、社会人数年目でお金が無い頃、中古で買ったユーノス500に乗っていた記憶がフラッシュバック(アクセルの機構がオルガンアクセルで一緒だった)してしまいとっても気に入り購入することになりました。

20代の頃からやたらオッサンな車が好きだった私w

※私が乗っていたユーノス500の前期型の2000CCV6エンジンはとっても静かでしたがとにかく覚えているのはオートマの出来が滅法悪かったという記憶。変速が唐突で制御は全然ダメな感じでした。今見ても車のフォルムはカッコ良かったと思いますけど。あとコレは純正で背が低すぎて起伏のある道路だと本当に前が見えないという弱点もありました(笑)雨が降ってきてワイパーを動かすと切っても切ってもONになってしまうというおせっかいなエアコン機能があったのをなぜかよく覚えています。

今乗っているマツダ車(アクセラ」は本当に気に入っているのですが、ディーラーの対応は、、、、、、、、ここでお話するのは辞めておきます。どのメーカーも一長一短があるのでしょうがないですね(笑)

もうすぐ3年が経ち初めての車検を迎えますが、長く付き合いたい性分なこともあり、しばらくはこの車と付き合っていきたいと思っています。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。