アクセルシャフトとベアリングの固着を解消する
先日リアタイヤ交換をプロにお願いした際、アクセルシャフトとベアリングの固着が酷いので交換しないと危険ですと教えていただきました。
慣れないながらも自分で交換を行えば費用の節約のみならずバイクの構造や交換の経験が自分の知識として吸収されて財産になるのではないかと考えました。
その分手は真っ黒になりますがw
整備の際はニトリル手袋を愛用
私の場合は本業が接客業的な仕事(一応)なのであまり自分の趣味で手を真っ黒にしておくわけにはいきません。
なのでバイクいじりをするときは短時間でも一応ニトリル手袋をハメて手を黒くしないように(特に指先)気をつけています。
でもたまに破けてしまったりして黒くしてしまうときもありますけどw
アクセルシャフト(アクセルホイール)とベアリングの入手
当然といえば当然ながら時代が流れまくっているので新品では入手不可の様子です。
まぁ自分で好きで買った古いバイクなのでなんとかするしかありません。
ヤフオクを探してみるとそれなりにキレイな商品が見つかったのでそれを利用する事にしました。
アクセルシャフト
中古アクセルシャフトは税込2,530円+送料770円で購入する事ができました。
到着した商品も写真の通り割りと綺麗なものでした。
ベアリング
ちょっと良いものをと思っていたところこれもヤフオクでSTMの高耐久ベアリングの新品が販売されていたのでそちらをチョイスしました。前輪と後輪のセットで4,480円(税なし)+送料210円で購入する事ができました。
オイルシールは2個入りセットの新品がヤフオクで出ていたので購入しました。
1,000円+送料94円で購入できました。
オイルシールの型式は「91252MC4013」モノタロウでも購入できます。
ヤフオクで購入したオイルシールがなかなか自宅に届かないので待ちきれずに作業を開始してしまいました。(とりあえず既存のオイルシールを再利用)
※今思えばケチらずにモノタロウで購入すれば良かったと後悔、、、、まぁそのうち再度分解するときはオイルシールも交換しようと思います。
ベアリング脱着用専用工具
ベアリングの脱着・交換には専用工具が必要です。
安いベアリング脱着工具をアマゾンで購入しました。
費用節約といいながらどんどん費用が嵩んでいきます。工具やベアリングは前輪にも使えるので自分で行う方が(作業時間とかを考えなければ)結果としてはやっぱりお得ではあります。
リアブレーキシュー交換
どうせ後輪をバラすならとリアブレーキシューも一緒に交換する事にしました。
更に今思えばハブダンパーも取り寄せしておき一緒に交換しておけば良かったと若干の後悔をしています。ハブダンパーは取り寄せしたのでそのうちもう一度分解してチャレンジしたいと思います。
固着していたとはいえ一度バイク屋さんがタイヤ交換しているのでアクセルシャフトは今回簡単に手持ちの通常工具で作業して抜くことができました。
状態の悪いアクセルシャフトと今回ヤフオクで入手したキレイなアクセルシャフトの比較。
サビ具合が全然違いますね。
嫌になるくらいベアリング脱着・交換は悪戦苦闘しました。プロに頼むと高いのも納得です。
ベアリングの中のグリスもヤバそうな雰囲気。
今回交換して本当に良かったと思います。
ブレーキシューはそれほど減っていなかったけどせっかく購入したので念のため交換しておきました。
分解・交換作業には相当の時間を要しましたがなんとか元通り組み上げる事ができました。
若い時も何回か分解したことがあったのでその経験を活かす事ができました。
外での作業なので天気が良い日で助かりました。
時間は掛かりましたが自分で手を汚して整備するとそれだけバイクに愛着が湧くので無駄な時間では無いのかなと思います。
リアのハブダンパーの新品は今でも入手が可能です。(後輪を外してみて初めて劣化に気づいた為、分解時にはパーツがありませんでした。)
そのうち、時間を作ってもう一度分解してハブダンパー交換にもチャレンジしたいと思います。