最近警告灯がちょいちょい点灯、、、
やはりどうみてもアクセラのバッテリーが弱っているのは間違いなさそうです。5万キロ走破したところなのでそろそろ交換するのが適当なのかなとバッテリー交換を決意しました。
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自作アイドリングストップキャンセラー(マツダアクセラ)
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私のアクセラはBM後期型です。ネットで情報を収集したところ、「マツダ」のディーラーで交換すると3万~4万の費用負担になるみたいです。
ガソリン車のアイドリングストップ用車のバッテリーですら高いといっている私には電気自動車とかは乗れなそうです。
電気自動車のバッテリー交換が必要になったらその費用って一体どれくらいの価格になるんでしょうかね?本当にエコなのか正直疑問を感じる一個人ではあります。
アイドリングストップ機能は常にオフしており、ほとんど使っていませんでしたが、アテンザのパーツを流用してミラーを自動格納にしていたので、もしかしたらそのあたりでバッテリー負荷を高めてしまったのかもしれない気がします。
とはいえ5万キロを既に超えているのでそもそもバッテリーの交換時期だと諦めて交換する事にしました。
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マツダアクセラにドアミラー自動格納機能を追加
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「マツダとかディーラーを応援したいので高くてもディーラーにお金を落とすのさ」という素晴らしい方達も多いみたいですが私の場合はマツダはさておきディーラーの対応には今まで不信感だらけなので、自力交換で安くあげる事にしました。
自分で交換を行うのは簡単なのか?そしてオトクに交換できるのか?という点についてお伝えしていきたいと思います。
アクセラBMでも種類によってバッテリーが違う
マツダ・アクセラ(BM)の搭載バッテリーは3種類
- ハイブリッド車 ➡ S46B24R
- ガソリン車 ➡ Q-85
- ディーゼル車 ➡ T-110
ガソリン車=Q85
私の車はガソリン車なのでQ-85対応のバッテリーを選べば大丈夫です。
パナソニックのカオスが定番の様です。
N-Q100-A3はQ-85やQ-95対応バッテリーです。
私の場合は格安で済ましたいのでVARTAを選択しました。
VARTAのQ-90/115D23LもQ85対応です。
あまり良く知らないメーカーでしたが一応世界シェアナンバー1のメーカーらしいです。
まぁブロガーは「人柱になりますよ~」という気持ちを持ってないとイケないので(そんな気がするw)私はAmazonでこの安いバッテリーを購入して交換する事にしました。
商品説明:アイドリングストップ車のために最先端技術を投入したトップクラスのシルバーダイナミックシリーズ。ピークパフォーマンスを追求する充電制御車にも最適。
因みにガソリン車以外の車種は下記のバッテリーになります。
ハイブリッド車=S46B24R
ディーゼル車=T-110
一応バッテリー適合表のリンクも掲載しておきます。
バッテリー交換作業開始
因みにバッテリーを交換すると車のメモリー(時計・オーディオ・ナビゲーションの設定・コンピューター等)がリセットされる場合があります。
メモリーバックアップを使用する事で、車両に一時的にバッテリーの代わりとして電源を供給し車のメモリー保護を行う事ができます。
私の場合は、バッテリー関係のメモリをリセットしたかったのと安さを追求したかったのでメモリー保護は行いませんでした。
バッテリー交換作業
あると良いもの
- ゴム手袋&スパナ10mm(もしくはモンキーレンチ)
- 端子を絶縁できるテープなど
古いバッテリーの取り外し
- バッテリーステーを外す
- マイナス端子を外す(外した端子をカバーしておく)
- カバーを外してプラス端子を外す
- バッテリーを外す(垂直に上に持ち上げる)
新しいバッテリーの装着
- バッテリーを乗せる(垂直に降ろして固定)
- バッテリーステーを取付(取付金具、ケーブル端子の締め付けすぎに注意)
- プラス端子を取付(カバーも取付)
- マイナス端子を取付
という流れになります。文章に書くと難しそうですがそれほど難易度は高くありません。
ただバッテリーは20キロ近くの重量がある為、腰痛持ちの人とかは注意した方がいいかもしれません。
実際私もバッテリーを持ってみて見かけよりも重くてビックリしました。
赤丸の箇所のネジを緩めステーを外した後、マイナス端子(青)を外して絶縁した後、プラス端子(黄)を外します。
バッテリーステーの金具を下に落とさない様に慎重に作業します。
バッテリーを下ろす前にバッテリー周りのケースを先に抜き取りました。
無事に古いバッテリーを下ろす事ができました。
新しいバッテリーVARTA Silver Dynamic 国産車用バッテリー Q-90/115D23Lを箱から出してみます。
バッテリーに取っ手があるので持ちやすくて便利です。インジケーターもあるのでバッテリーの状態を知るのに良さそうです。
頑張って持ち上げて載せてバッテリーステーを取付したところで先程のバッテリーケースを入れるのを失念していた事に気づく私。
ステーを外しケースを入れて逆の手順で取り付ければ完了です。ただこの後まだやることがあります。
アクセラのバッテリー交換後の復活の呪文はやたらと沢山あるので備忘録的にブログにまとめておこうと思います。
バッテリー交換後のリセット作業(充放電積算量リセット)
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押してイグニッションをONにする。
- 左足でブレーキペダルを踏みこみセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- 充電警告灯とマスタ警告灯が点滅することを確認する。
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込みと開放を3回行う。
- マスタ警告灯が消灯することを確認する。
- セレクトレバーをPレンジにしてブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を再度切離して5分以上経過してから下記の作業に移行します。
バッテリ状態初期設定(i-stop設定)
- バッテリ(−)端子を切離した状態で、5分間以上経過していることを確認。
- 電流センサのコネクタを切離す。
- バッテリ(−)端子を接続し、10秒以上待つ。
- 電流センサのコネクタを接続する。
- エンジン・スイッチをON (エンジン停止)にし、15秒以上(1分以内)待つ。
- i-stop OFFスイッチを押し続け、istop表示灯(緑)が点滅状態になるのを確認する。(約10秒間)
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする。
ISC学習
- ボンネットを閉じる。
- エンジンを始動する。
- 電気負荷無しでエンジンを完全暖機する。
ステアリング舵角センサ初期設定
- ステアリング・ホイールをロック トゥロックする。
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする。
パワーウインドウシステム初期設定
- エンジン・スイッチをON(エンジン停止または回転中)にする。
- パワーウインドメインスイッチを操作し、運転席側フロントドアガラスを全開にする。
- パワーウインドメインスイッチを操作し、運転席側フロントドアガラスを全閉にした状態で約2秒以上保持する。
i-DM表示OFF(したい人のみ)
ホーム画面の アイコンを選択しアプリケーション画面を表示します。i-DMの設定画面でエンディング画面とi-DMランプ表示の「表示/非表示」切り替えができます。私はあまり燃費にこだわらないのでどちらもオフにしています。
以上で作業は終了です。めちゃくちゃ簡単かと言われるとそうでもないですが、20キロ前後の重さが持ち上げられる人で、プラモデルが普通に組み立てられる人ならそれほど難しくないのではないかと思います。
ディーラーでの交換費用は4万円前後みたいなのですが、今回購入したバッテリーは1万円ちょっとだったので、自分で作業したことで3万円弱の費用が節約できた事になります。
月給で3万円の給料を上げるのは困難なご時世なので、私はやっぱり今後もなるべく自分で出来る事はやっていこうと思います。
このブログを見て自力で交換にチャレンジされる場合は、くれぐれも怪我や感電などに十分に注意の上、自己責任での作業対応をいただきたく宜しくお願いします。
BMマツダアクセラのガソリン車用バッテリーにオススメです。