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リョービのリール「イクシオーネ」のレストア

リョービのスピニングリール「イクシオーネ」のレストアを行うことに

先日購入したリョービのスピニングリールがあまりにも状態が悪いので重い腰を上げてレストアに挑戦してみることにしました。

レストア前の状態はかなりボロボロのガッタガッタ状態。

このリールの状態は悪いですけどリョービのスピニングリール「イクシオーネ」は逆転レバーのスイッチが大きいところとか、結構丈夫なところとか、無骨な見た目とか個人的には今だに割りと好きな部類のリールだったりします。

最近のリールみたいなスムースで滑らかな動きでないと無理!という人には絶対に使えないリールだという気もしますw

リールフットの部分の塗装剥がれも大きいですね。

手持ちのイクシオーネと比較

手持ちのものはシルバーだったのですが今回購入したイクシオーネは艶なしガンメタという感じの色合いです。

とある閉店セールの模型店に塗装用のスプレーを探しに行ったのですが、あいにく似た感じの色はありませんでした。

あるなかでなるべくオリジナルに近い色合いのものをと思ったのですが「軍艦色」という塗料が良さそうに感じたのでそちらを購入しました。

この模型用塗料(缶スプレー)で再塗装しつつレストアしていく予定です。

何気なく塗料を買いに行ったこの模型店で衝撃的な商品との出会いがありました。そちらはまた別の機会に記事に出来ればと思います。

DAIWA SPORTMATICGS-1000を新品で購入

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※記事にしてみました。

作業開始

まずはリールを分解してバラしていきます。

途中までは自分のイクシオーネもバラした事があったのでスイスイ進みます。

元の塗装もどうやら下塗り塗料を塗られていた形跡が無かったので私もプライマーなしで「軍艦色」を塗ることにしました。

スピニングリールのベール根本の部分は稼働部だし、塗装を剥がしてみたら下地が結構キレイな色をしていたので地金を磨きあげてフィニッシュにしようと作業途中で方針転換しました。

ベール内側のピンを外したら分解する事が出来ました。

どんどん手作業でヤスリがけした後にピカールで磨いてフィニッシュする事にしました。

ラインローラー付近のパーツは樹脂なのでそちらはやむなく塗装を行いました。

だいぶ綺麗になってきましたが手作業なので手が痛くなります。

素人作業は諦めが肝心?なのでこのあたりで自分を許してあげる事にしました。

アルファスITO的(古い!)な感じで良いんじゃないでしょうか、、、、、、

分解するだけ分解したらできるかぎりリールを綺麗にしてから塗装を行っていきます。

まずは小物を塗装してみてオリジナルとの色の違いを確認します。

うん、、、かなり色が違いますね、、、、、

まぁいいかとO型の大雑把な性格を活かしてどんどん作業を進めていきます。

ローターなど少し大きめのものを塗装していきます。

なんというかこの「軍艦色」という塗料がプライマーの色に似ていて下塗りをしている気分になります。

外せる金属パーツはちゃんと外してから塗装していきます。

塗装後に合体!

ハンドルスクリューキャップの金属部が痛みが強かったので塗装後に裏返して内側だった部分を外側にして装着しました。

塗装後にボンドを塗って、、、

完成です。でもこのパーツは使わずに保管しておき、リールスタンドを装着しようと思います。

ハンドルノブはベタついている上に魚の鱗的なものがめり込んでいて生理的に受付られない気がしました。

廃棄するかどうか悩みましたが一応この部品も貴重といえば貴重なので復活してみる事にしました。

お湯+過炭酸ソーダを入れた容器に投入してしばらく放置して様子を見てみました。

ベタつきも無くなり割りと綺麗になりました。両サイドの樹脂パーツが白濁化していたのでライターで炙ったりして色味を戻しました。

ただこのハンドルノブのキャップが無くどうしようか悩んだあげく、ストックの中にダイワのハンドルノブの未使用品があったことを思い出して今回はオリジナルのハンドルノブは保管してダイワのハンドルノブを使う事にしました。

可動部で塗装するとすぐ剥がれそうな予感がしたこともあり、ハンドル部も地金を磨きあげてフィニッシュする事にしました。

組立時にわからなくなってしばらく悩んだパーツ配置を自分の備忘録として残しておこうと思います。

レストア完了

500円のリョービ・イクシオーネが復活しました。オリジナルとは離れた色合いになってしまいましたけど(汗)

仕入れは500円と格安でした。レストアに掛かったお金は缶スプレー代の300円のみです。

このリールが高値で売れれば大きな利益を得る事ができます(名車再生風)

売らないけど、、、、、、

良く見るとアラがありますが良く見なければ大丈夫な気がする、、、、なんでもそうですがw

今回のレストア作業の中の塗装作業で「RFO」(ロータリーフラットオシレーション)のロゴが消えてしまったのが唯一残念な部分です。

ハンドルノブキャップのダイワマークが見えてしまうのが個人的に違和感があったのでもう少し作業を行います。

ダイソーで購入して持っていた革風リメイクシートを使います。

ハンドルノブキャップをこのシートでカバーしてダイワのマークが出ないようにしてみました。

いい感じです。(自己満足の世界)

バラすついでにグリスアップしたせいかリールの回転も許せる範囲には滑らかになりました。

リールをいじっていたらなんだか急に釣りに行きたくなってきてしまいました。